エロ仕事事情&求人は私におまかせあれ!
ぽっちゃり専門AVを作っている、プロデューサーのワタルです。
数年前から、ぽっちゃりブームというのがありまして、それが元で、ぽっちゃり好きの私はAVのプロデューサーに抜擢されました。
で、今は、ぽっちゃりAVばかり作っています。もはや専門職ですね(笑)。
年齢は32歳で、元々は、ぽっちゃり系の女性がいる風俗に通いまくっている遊び人でした(笑)。そんな中、友人がAVメーカーで働いており、そのAVメーカーに求人面接に行ったのがきっかけで、AV業界に入りした……というワケです。『AV製作スタッフ』ということで面接を受けたのですが、結局のところはADで、雑用はなんでもこなさないといけない、過酷な仕事でした。
でも、そのおかげで本当に鍛えられましたネ。
AV業界だけでなく、風俗やぽっちゃりパブなど、色々な業界に詳しくなりましたし……。
実は、AV業界は、AV女優だけでなく、男のスタッフも入れ替わりが激しい業界なのです。そのため、半年もすると、ADの中でも少し上の立場になっていて、1年後には企画立案までするようになったんですよね。
いわば、チーフAD的なポジションです。
ぽっちゃり好きが高じてAVの企画を出すうちに……
それでも元々ぽっちゃり好きだったこともあって、ぽっちゃりAVの企画をたくさん出したところ、最初は興味を持たれなかったんですが、徐々に話が進んでいったんです。
でもですねえ、当時は、僕がこの業界に入った10年前は、なかなかぽっちゃり体型のAV女優さんがいなかったんです。
AVプロダクションに問い合わせをしても、どこもぽっちゃり体型の女性は求人面接で落とすとかで、なかなかいなかったんです。まあ、そうですよね……。マニアックすぎますもんね。プロダクションに入れても、お仕事がなかったら、女の子が可哀想すぎます。
なので、自分の勤めるメーカーのホームページ上で求人広告を載せたこともあります。
そんなわけで、当時はぽっちゃり体型の女性を、うちのサイトの求人で集めるだけで精いっぱい。なかなか作品をたくさんリリースすることはできませんでした。
でも、ある時、気づいちゃったんです。深夜テレビでやっていたのですが、「ぽっちゃり専門のパブがある」と。そこは、ぽっちゃり娘を愛する男性客がやってきて、タプタプとした身体に触れたり、抱きしめられたりしながらお酒を飲めるというお店でした。
——そうか! ぽっちゃり娘はこういうお店にいるんだ!
私に天からの啓示が下りた瞬間でした。
ぽっちゃり娘のいるお店に詳しくなり
AVのリリースも量産!
そう、私は「ぽっちゃり女性がいるお店」というものを探し始めたのです。
すると、あるじゃないですか! パブや風俗などが……。
ここに1軒、1軒、「私はぽっちゃり娘のAVを作っているものなのですが、AVに出てもいいよという女の子がいましたら、ぜひ紹介してください」と電話をかけて、さらには1軒、1軒出かけていきました。
すると、ぽっちゃりのコミュニティの輪が広がっていったんですよね。
そうこうしているうちに、徐々にぽっちゃり体型のAV女優さんは増えてきました。プロダクションのほうでも「あ、ぽっちゃりAVっていうのが増えてきたな」と認識してくれたようで、次第に求人面接でも採用されることが多くなったようです。今では、ぽっちゃり体型専門のAV女優プロダクションがあるくらいですから、だいぶ求人環境は整備されましたね。
そんなわけで、私はいつしかぽっちゃりAVを専門に作る、プロデューサーになってました。
と、同時に、ぽっちゃり娘が在籍しているプロダクションや風俗店、パブなど、そして求人事情に非常に詳しくなっていったのです。
ついにはぽっちゃり娘専門の風俗を立ち上げ!
プロデューサーの仕事というのは、起用する女優さん、現場を任せる監督への指示、お金などの資金面、どの男優さんを使うかなど、作品にかかわる業務の全般に携わるような仕事です。
こまごまと面倒なことが多いのですが、その分、知り合う人も多く、情報もたくさん入ってきます。これがまた、私の大きな財産になっているんですね。
ちなみにぽっちゃり女優専門AVプロダクションの社長をやっているのは、地元の後輩です。完全内輪な感じです。それにしても、いろんなヤツがいますよねえ(笑)。
そして、実は、ついに!!! ぽっちゃり専門風俗店のプロデュースなんかもすることになったんです。
ぽっちゃり娘の事情に詳しいということで抜擢されまして、風俗店の立ち上げからどっぷり加わっています。
風俗店の立ち上げは、今までとはまったく違うジャンルのお仕事です。
AVのメーカーでは、求人やお客さんを集めることはしませんから、このジャンルのおつきあいはあまり……というか全然ありませんでした。
しかし、風俗においては、働きたいという女の子に対して上手にアプローチできる求人広告を作り、「遊びたい」というお客さんに対しても広告を作っていかなければ、何も始まりません。
ここでキャッチコピーを作ったり、デザインを考えたりするのは、今までやってきたプロデューサーとしての経験が非常に役に立ちました。
また、雇用条件に関しても、だいたい女の子たちが、何を望んで高収入ワークの求人に応募しているかを把握していたので、これもまた役に立ちました。
とはいっても、AVと風俗だと若干……いやかなり女の子の求めるものが違いました。
それにしても、求人募集をかけても、なかなかいい女の子って集まらないんですね。これまでおつき合いしてきた風俗店やパブの店長を尊敬した瞬間でした。
というわけで、次回からは、このぽっちゃり風俗についてもどんどん書いてこうと思います!
ではまた。次回も乞うご期待!